忘れられません
今年一番うれしかった年賀状。
若かりし日にお世話になった方から頂いたものです。
時間もお金も楽しみも皆無だった時代に、
美味しいご飯を作っていただきました。
米寿を迎えられたのだと知り驚いていますが、
きっとあの頃のように美味しいご飯をお作りになっていらっしゃるから、
今でも変わらずお元気なのだろうとそんなふうに思います。
先様は、私が毎回「あの時のシチューの味が忘れられません。」と書くものだから、笑っておいでかもしれませんが。
ツライ時の思い出って、案外そういうものかもしれないな・・・・と思っております。
”心に通じる道は、胃袋を通る” ですね、やはり。
誰かの記憶に、こんなふうに残りたいものだと感じる年齢になったようです。