ご一緒
どんよりの曇り空です。
”昼過ぎから雨です”っていう天気予報が、当たりそうですね。
先日久しぶりにみえた○さまも
久しぶりじゃない方も
「早いですね~~。ぼやっとしている間に12月になっちゃうっ!年の瀬になっちゃうわ。」
みなさんの口を出るのは、似ている台詞です。
夜散策に出るとあちらこちらでキラキラしだしています。
クリスマスも近いのね。
年賀状も買わなきゃ!
憂鬱な大掃除~~。
やっぱりみなさん同じことをおっしゃっています。なんだか一緒で嬉しいですね。
○さまには(そうそう、ワタシあそこのお節頼んじゃったんですよ!)と申し上げましたら
「うちも頼んだわ!じゃあお正月は一緒のお節を食べるのねっ!」
(舌が試されちゃいますね、きっと。)
老舗の料亭や老舗のホテルでの食材偽装が次々に出ておりますが、
”あそこはきっと、そんな心配はいらないでしょう!”
○さまと同意見でした。
似たような会話がやり取りされる、そんな季節になりました今年も。
ツライ季節到来
今朝も寒い朝です。空が青いのが救いです。
月曜日はイレギュラーで休みをいただいたのですが、
そんな日に限って、ものすご~~く久しぶりにご連絡をくださった方も!
「タイミングが悪すぎでした。」そうおっしゃって翌日火曜にみえた○さま。
こちらこそご迷惑をおかけしました。
「冷え症にはつらい季節になりました。」
冬が苦手な組・・・・に入会ですね、○さまも。
帰られてから
「肩から背中がぐーっと楽になりました。」こんなメールを頂戴しました。
ツライ季節の到来ですが、みなさんで乗り切りたいものですね。
寒気の朝
あるはずの
今朝頂いた1本の電話。
「今日の予約取れますか?」
(○時いかがでしょうか?)そしてお名前を頂戴する。
「では○時に。」
こちらには初めてでなく、いらしたことがあるとのことでした。
しかし、お聞きしたお名前が浮かびません。
「随分前のことです。」
と仰っていたこともあって、懸命に探しましたカルテを。
探せども探せども、ない、ない、ない~~。。
女性のお名前ですから、ひょっとして苗字が変わられたってこともあるかしらと。下のお名前でも探しましたが、ダメです。
沈んだ気持ちのままお約束の時間を迎えてしまいました。だって、あるべきものがないんですもの。
しかし、みえません。
これはひょっとすると・・・・?
結論を申しますと、予想した通り掛け先違いだったようです。
似たような鍼灸院、ありますかしら。
でも、すっきりです。あるはずのないカルテですから、探しても出てこないはずです。
しかし○さま、予約したはずのところに行かれて焦られたでしょうね・・・と、陰ながら心配しております。
施術日記
晴れ!素敵な青空が広がっています。
この夏の初めに、ご紹介でみえた○さま。
歩行も困難でご家族に付き添っていただいてのご来院でした。
「おしりから足にかけてびりびりとした嫌な感じがある。痛みじゃなくて、しびれがずっとあるような感じ。とにかく、辛い。」
ここにいらっしゃる2か月ほど前から膝の痛みが出て、様々な検査をしてみてもよくわからず、びりびりは強くなるばかり・・・お話しする○さまの表情は、眼を固く閉じ辛さに懸命に耐えておられるご様子でした。
時間と共に
お付添いの方もなくおみえになるようになって、
おしりのあたりの不快さが取れてきて、
広範囲にあったしびれも足の裏に限定されてきて、
杖も必要なく歩行が可能になってきて、
本当に薄皮を剥がすが如く・・・の施術日記でした。
○さまは、鍼の刺激をとにかく痛がられる方で
これが快方への道なのですと、○さまにはもちろん自分自身に一番言い聞かせながらの丸4ヶ月だったと思います。
治療の間隔を空けさせていただくまでになり、なにより○さまの苦痛の御表情に変化があらわれてきました。
○さまにとってもちろん苦しい期間だったと思いますが、私自身にとっても長くてつらい時間でした。
こういう経験のひとつひとつが施術者側のヨロコビとハゲミになっているんだと、強く思います。
今年のお鍋
冷たい雨です。
「寒くなりました。風邪でしょうか、のどが何やら変です。」朝一番でおみえになった○さま。
着替えをして帰られる時には
「あら、のどが楽だわ。」
○さま、暖かくしてお休みください。
鍋のシーズンです。先日今シーズン初めてのすき焼きにしました。
「お!久しぶりだな~~すき焼きだぁ。」食卓に着いた子が言う。
「お前、学校で自慢できるぞ!すき焼き食ったぞって。」こういう家人に
(・・・・・え?良い牛じゃないんですけど。)無言で箸を動かすワタシ。こういう時は無言が一番。
「?」いぶかしげな、子。 だよね。ワタシも、はてなだよ。
「今野菜がすごいことになっているの、知らないのか?
白菜、買っちゃったんだぜっ!勇気要ったね~~。」
そうでした。野菜が高騰していたのでした。野菜の買い出しを頼んだんだった、このヒトに。
お肉よりも、野菜を大事にいただきました。
今年も鍋物がありがたい季節になりました。
その魅力
道端で
連休明けは快晴です。ここからも青い空がみえます。
休みの日の夕方散歩をしていたら、ご近所なのにほとんどお目にかかることの無い方とお会いすることが出来ました。
「久しぶりね、オーバさん。この間お願いしたのは確か、ボロボロの時だったわよね。」
ご同居されていた親御さんを亡くされてすぐの時でしたね、あの時は。
ベッドに横になっておられた○さまの頬を、スーッと涙が落ちたお姿を今でもしっかり覚えています。
ご家族の構成も似ていたので、○さまの姿に”家族とお別れをするということ”が胸にズンと響いた記憶がございます。
「そちらも大変だったそうね。」こちらを気遣っていただく。
双方、この数年でいろいろございましたね。
「ひとつひとつのお別れを、子供たちがしっかり見ているからね。そういう経験がないところも増えているから。」
わずかの時間の立ち話でしたが、お互いの数年の出来事を語らえてよかったです。
数年とはいうものの、わずか2年間のことばかりなのですが。
道端で交わした○さまとの会話で、改めてこの時間を反芻しておりました。
○さま、ありがとうございました。