治療家の手
アレンジメントをされているとおっしゃっていた、○ちゃん。
こんな春を連れてきてくださった。
いいご趣味ですね。○ちゃん、ありがとう。
昨日行った勉強会で。
この会の中での最高齢であられる女性の治療家の方に、触れていただく機会があった。
テニスを週に1度されていると話されていた先生の、手の感触に感銘をうけた。
施術を続けてこられたその手の、なめらかであり、たくましくもあり、何よりその柔らかさにちょっとした衝撃を受けた。
年月は人を裏切らないのかもしれない。
治療家の手を、作り続けていきたいなと、そんなふうに感じた。
春の日差しにオモウ
素敵な空が広がっている。
春の日差しは、心地よい。
山で育った私は、小さいころからスキーを履いていた。
当時同居していた叔父の影響が大きかったのだと思う。
3月の今くらいは春スキーの真っ最中だったような・・・・と、今日のこの日差しをみていて思い出した。
写真はおそらく中学生・・・・頃だろうか。
春のこの時期には、ローカルな大会を見つけてきては連れて行ってくれた。
この叔父がいなかったら今の私は絶対無かったはずで、足を向けて寝られない!
はずだが、むけてないか、ワタシ・・・。
春スキーは、日差しが暖かくて好きだったなあ。
日差しを受けて、「おじちゃんアリガトウ」を、言葉に出している。
日差しにムズムズ
風は冷たいけど、今朝も素敵な日差し。
先日の、こんなお天気の朝
「ごめんなさい~~。少し遅れます~~。」○さまからのご連絡。
「あまりにいいお天気だったから、カーテンを洗ったの。洗濯機でイケると思ったんだけど、途中のエラー表示。仕方ないから手で絞ってたものだから・・・。」
手当たり次第に、洗濯したくなる・・・・今日もそんなお天気デス。
特権かも
寒暖の差が激しい日が続いている。
季節の変わり目に体調を崩される方が多いのも、例年のこと。
先日いらした○さま。
「でも、いつもお元気そうね・・・」と、私のことを言ってくださる。
(自分自身も鍼灸でコンディション整えてます。)
「あらそうなの~~?でも自分じゃできないでしょ?」
(そうですね。治療家の特権で、治療を治療で返して。いわゆる、やりっこですね。)
「あら、いいわね~~。仲間に入れてもらいたいわ~~。」
うらやまし、がられた。。
目は真っ赤。鼻はぐずぐず。
家族の一人がこの時期、かなりつらそう。
色白なので、顔が真っ赤になる。
見かねて、出かけようとしている顔の赤いお猿さんを呼び止めて
(鍼してあげるから、おいで。)
「え~~今ぁ?」めんどくさそうにしているが、ツライからくるよね。
鍼の手をすすめていたら
「あ・・・・通った!!」
鼻がス~~ッと通ったツボがあったそうだ。
私は花粉症ではないので、こんな感覚は体感できないけど
普段使っているツボの効果を改めて伝え聞くことができた。
面倒くさがらずに、やってよかったでしょ。
チェブラーシカ
先日いらした時にみせてもらった、○さまのバッグにいたこの子。
なんてかわいいんでしょ!って絶賛していたワタシ。
「同じのもう一個あるよ~~。」
()
そしてはるばる足を運んでくださった○さまが、「はいどうぞ!」
感激。。この子、パスケースになっているんです。
リールがピョーンって伸びるんです。
さっそく使わせてもらますね、○さま。
だ~いスキな○さまとお揃いだ!
ロシアの絵本のキャラクター、チェブラーシカ。
おっきなおめめで、○さまにそっくりです。
お出かけは、いつも一緒!こりゃあこのままお守りになるってもんです!
2年。
あの日から今日で、2年。
被災地の方々のご苦労と心の傷をおもうと、胸が苦しい。
私たちは忘れていない。
私たちは忘れてはならない。
あの日を境に変わったものすべてを、いつも胸に留めてこれから生きていかなくてはならないと思う。
そして今も変わらないフクシマの現状を、直視し続けなければならないと、思う。
ソレっぽく
月曜から新しい部屋で始めているが、長く通ってくださっている○さま。
「ソレっぽく、なりましたね~~。」
ソレっぽく・・・ねえ。
ドレっぽくなったかの、みなさんの感想がなかなか面白い。
改善しなければいけないなあ・・・ってものも、みえてきて。
今日も、あったかいようですね。
「暖かくなってきたので、久しぶりに走りました。」
同じセリフを今日はお二人から聞いた。
走っておられる方、多いですね。
走ることはしないけど、できないけど。
ソレっぽくなったらしい部屋に降り注ぐ日差しを受けて、それだけで嬉しい。
咲きました
庭のアカシアが、今年もかわいく咲き出した。
「通行に、やや邪魔~~」どなたでしたかしら、おっしゃっていたの・・・。
せっかく花をつける時期なので、カットするのはもう少し後にします・・・。
プラトニックな愛・優雅・エレガンス・・・・アカシアの花言葉。
この黄色は、本当にかわいらしい。
季節限定でなく
初めて来院されたのは2009年の師走。
腰痛が主訴だった○さま。
目の前の痛みはお若いだけあって早めにとれて。
○さまのお仕事が追い込みをかけるのは、暮れから早春。
2010年と2011年は、この時期だけおみえになって過労気味になる身体のお手入れにいらしてた。
その○さまが2012年の春先に、頭痛を訴えておられた記録がある。
病院での検査もなさって、器質的なものはみられなかった。
それまで期間限定で鍼灸を受けられていた○さまが、この時期を境に月に1度程度定期的に来院されるようになった。
「このところ、あの頭痛は出ていません。」先日おみえになった時に仰っていた。
(そうですか。)
「前よりちゃんと通ってるからでしょうかね、ハードな中でも何とか持ちこたえている感じです。」
今年もご多忙の山場を、こえられたでしょうか。
通年手入れをしていただけると、違いを私共治療家が感じるのはもちろんですが、
鍼灸治療を受けられることで、ご自身の身体が変わってくることを感じていただけるときが一番うれしいですね。