肩が痛い
同じ症状を訴える方が、続く時がある。先週は「肩が痛い」の声が多かった。
「何となく痛くなった。」
「挙がりにくくなった。」
「この範囲が痛いけど、ここを越えるとすっと挙がる。」
「後ろに持っていくと激痛が走る。」
「夜中に寝ながら腕を挙げたようで、ベキッと音がしてから、痛い。」・・・などなど・・・。
肩関節の可動域は大きいので、痛めた場合治りが悪い傾向にある。
あきらかに痛めました!という場合を除いて、「コレが痛いのです・・・」のように痛みを再現しすぎる傾向にあるからではないかと感じている。少し良くなってきてもこうやると痛かったはず・・・とまた動かしてくれる・・・。嗚呼~~ふりだしにもどる・・・
この部分の炎症がありそうですね、と狙いを定めたら鍼灸の刺激を加えて、少しの期間は動かさないようにしてあげると予後に断然差がでる。
動かした方がいい場合とそうでない場合があるので、見極めが必要かなと。
肩の痛みを訴える方が続く前、なぜか自分自身の肩も未体験の痛みを覚えていた。
そんなわけで、いらした方に説明する時、いつも以上に熱くなっていたみたい。
もう私の肩の痛みもなくなったから、肩の不調を訴える方も減るかしら。