間に合いました
空いてのご来院
今日も晴れ。
桜が開花して雨に降られることなく幾日もお天気が続いたことってあまりなかった気がしますので、やはり嬉しいです。それにしても本日は暑いくらい・・・。
今月は久しぶりのご来院の方が多くみえました。
〇さま、30代女性。初診は2007年です。
バレエをされているので、姿勢がこの上なく美しい。
「右股関節が痛い。5年のブランクがあって、再びバレエを踊り出し痛みが再発。」
20日ほど空けてご来院。
「前回の治療の後イイ感じだった。しかしまた出てきましたね。」
やはり右の股関節痛を訴えます。
治療中、”股関節が痛いのになぜそこに鍼が来るの?”的なご表情だったのを覚えています。
再び時間が過ぎ3か月後にいらして
「あの後はスッキリと快調が続いていました♪。」
年に1度だったり何年か空いてだったり、ご予約を入れてくださる〇さま。
ご縁が出来て10年が経ったことになります。
この度は「ご無沙汰しています。しばらく踊っていなかったのですが、再び始めました。またメンテナンスお願いしま~す。」
今回は左の股関節にお痛みが出たようです。
お好きなことをなされるって、いいですね。〇さまのご表情が、キラッキラしていました。
40代になられた〇さま、相変わらず綺麗な姿勢です。こんなふうに思い出していただいて嬉しいです。
バレエをなさっている方のご来院が多いのですが、ツルシン。
そこの先生が、「オーバさんも、やろうよ一緒に!」と言ってくださいます。いやいや、バレエは見るだけで♡。「嫌なの?じゃあ、脇で筋トレしてればいいじゃん☆」と。ソレなら行けるかしら・・・。
いろんな出会いが
夜の桜ばかり見ています。ほぼワタシ、夜行性。。
〇さま、30代女性。
やや離れたところにお住まいです。
「前に調子が悪かった時こちらまでくる余力がなかったもので、近い所を検索して駆け込みました。レビューも星が多かったのでまあ大丈夫だろうと思ったのですが。途中から”ん?私やらかしちゃったかな?”って・・・。どうやらその治療家の方はスピュリュチュアル系の人だったようで。」
(へえ。)
「その人には何かがみえるらしく・・・。」
(おお。)
「”その情報要らないわ~~。こわいわ~~”って、その後はもう早く帰ることしか考えられませんでした。」
(あらら。)
「会計して逃げるように、とっとと帰りました。お値段もなんだかいい金額で。あのお金でランチ何回食べられたのよ!ってしばらく落ち込んでましたぁ。高い授業料だと思うことにします。」
また、お相手がリケジョな〇さまですからねぇ・・。お話をうかがいながらその状況を妄想してしまいました。
いろんな出会いが、あるものです。
3月
暖かい日差しが心地よいです。
〇さま女性。初めてのご来院は5年前の、やはり3月。
当初の主訴は”カラダのあちらこちらにむくみを感じます。疲れてくると腰痛が出ます。”初めていらしたときには20代でした。
「久しぶりです~~」
本当ですね、昨年の9月が最後だったようです。
「最近、冬季は快調なのです。と言いますか、冬季は忙しくて倒れるわけにはいかないので気力だけで持っている感ありますが・・・。そしてその冬が終わってこの時期に待っていたように崩れるのです・・・。」
再来なさる時期は、仰るようにこの月が多い様です。
「今回はめまいを感じます。眼の周りがゴワゴワッとした感じがします。頭周りの不快な感じが先週から出ています。」
いつの間にか30代になられていた〇さま、完全休日はお取りになっていないようです。
「動いていたいんですよね、ワタシ。時間が出来ると何か入れたくなっちゃうんです。」
いろんな箇所の、不具合が生じているツボに鍼を置いていきます。
仕上げにほぐしながら(この辺りは随分緩みましたね。)
「凝って・・・いたんですね・・・。」ご本人、自覚はなかった模様。
お帰りになる時のお顔が、変わるんですよね。
ムクミが改善されるためと思われ、キュッと締まって見えます。
定期的にいらっしゃるのが難しい方、お若い方では多いです。それでもちょっといつもより疲れが抜けなかったり睡眠の質が悪かったりする時、”鍼灸院あったなあ、行っとこ!”こんなノリで十分かと思われますので思い出していただけたらと。
情が湧くものの
桜サクラ桜サクラ・・・晴れによく映えているでしょう。みられていませんが。
桜には、やはりヒトのココロを上を向かせる力があるように思います。
前に載せたウナ吉。コレ。
その後が気になっていましたので、再び行ってみました。
おお!ウナ吉、大事にされているっ!
くつろぎの空間を用意してもらっていました。
トンネル様の暗い所に居るウナ吉に、なぜでしょう自分を重ねてしまいました。普段家屋でずっと過ごし、日の当たらない日陰の身の自分に。そんな訳で情がどんどん湧いてきますゎウナ吉に。
しかしながらウナギは大好物という・・・。ごめんねウナ吉。
一致
チャレンジャー
先日の雪には驚きましたが、本日は暖かくなりました。
〇さま、30代女性。
”お仕事はモデルさんですか?”と聞きたくなる衝動を抑えるのに必死だったのを思い出します。
気付きましたらご縁が出来て半年を過ぎていました。
初診時の訴えは2,3か月のうちにかなりグレードが下がったご様子。
「気にせず日常をおくれています。」とのお話で、その後もメンテナンスの鍼灸を続けてくださっています。
回を重ねるごとに「実はこんなことも困っているんです」的なお話がポツリポツリとお出になるように。
女性同士ですので、異性には相談しにくいだろうなと思われる事も自然と話してくださるようになるようです。
(初めていらっしゃるときには、随分勇気が要りましたでしょ?)との問いに
「そうなんですよね。この駅周辺もご多分に洩れず鍼灸やほかの業種が沢山あるので、どこがいいものかと随分悩みましたぁ・・。」
自分が探す立場だったら・・・悩むだろうなあ・・。業界を知る分、面識のないところには行けない気がするわ。
(どなたかのご紹介だと安心感が違うでしょうけど。その意味では本当に勇気がありますね!)
「うふふ、チャレンジャーですかねワタシ。でも来てよかったです!)
そういってもらえて、良かったです。
最寄りの駅が朝の通勤時激混み、だそうで。年々ギュウギュウぶりは上がっているらしいです。
(朝というか、田都が空いている時間帯はあるんでしょうか?車内の毎朝の混み具合がもうしんどくて。もはやヒトでなくモノ扱いですね・・・。)華奢な〇さまが言っておられた言葉が印象的でした。
通勤のつらさを知らずに過ごせていて、なんだかごめんなさいの気分です。
ハートを射られ
なんとも
さすがにお彼岸ですし雪って言いましてもぱらつく程度でしょう・・・天気予報も聞いていましたがその程度。
朝のうちに東京の西の方面の方とメールのやり取りをしましたがご先方の
「雨ならぬミゾレみたい・・・」に、こっちは雨だよね・・・のほほんと手をすすめていましたが。
ご来院になる方が「雪!雪!」コーフンしています。
どうやらこの辺りも本気の降り様。
「なごり雪ってよく言ったものね。」〇さまが綺麗にまとめてくださいました。情緒あります。
さて、先日の勉強会にて。
尊敬している先生の鍼を受けさせてもらえるチャンス到来!
この道50年の治療家の御手。随分久しぶりに先生に鍼をしてもらいました。なんとも。言語でうまく表現できないのが口惜しいのですが、さすが!なのです。何がどう違うのかずっと考えていますが、これはもう感覚としか言いようがありません。私の語彙力不足かもしれませんが、違うんだなあ・・・。
嫌がる先生に随分前にお願いして書いてもらった色紙があります。
「手到病除 著手成春」
私もこんな手に近づけるように・・・目標です。
治療室にある色紙を目にする度、私の中で反芻しています。
まだまだ、ですね。