
人聞きの悪い
 「今日は、腰が痛いの
。」
 いつの間にか50代になられていた○さま。女性。
 かれこれ3年になるお付き合いです。
 「動いて痛いというわけではなくて、触られると、痛い。」
 (左の、この辺りです?)撫でるように持っていった私の手掌が触れたら、
 「ひゃーー、痛い。」
 皮膚の表面を丹念にみましたが、異常はないようです。
 「今日もね、しょうがなくて来たのよ。来たくなかったけど。」
 (いらっしゃりたくなかったんです?)マジですか?かるく凹み。
 「だってぇ・・・。仕方ないんだもん。痛いからぁ。」
 (嫌々いらしてくださっているんですか、そうですかそうですか。)
 「だって、鍼コワいんだもん。そう言っても、優しくしてはくれないわよね。
 ”嫌だけど、行かなきゃ”って言ってたら、家族が”俺は行かないっ”って。」
 (私は鬼ですか。そんな人聞きの悪いことを・・・・)
 これはブログネタにさせてもらいますからねと言いながら、手をすすめました。昨日のことです。
 今朝、○さまからメールをいただきました。
 「腰、さわっても痛くなくなりました!スゴイ!ありがとうございました。やっぱりコワくても、これからもよろしくおねがいします(笑)。」
 まだ、コワイって言われてますぅ。
 せめてご家族の誤解は、解いておいてください・・・・。








