欲するもの
同年代の女性、○さま。
一昨年初来院。その際には「2か月前から頸と片側の肩にかけて痛む。」
そして2年後の今年の夏、再び来院してくださる。
この度の主訴は「耳鳴りがする。」
3週間後の再来院時には「耳鳴り、まだあるがやわらいだ。」
この○さまと話していてちょっと驚いたことがあって。
○さまはもともとスポーツを好んでしてきた方らしく、学生さんのときにも結構ハードに活躍なさっていたそうだ。
なので、ご自身はゆったり系の運動は好まないとおっしゃっていたのだが、夏にみえたときの状態をから
(今の○さまにとってはゆったりしたものの方が良いと思います。)こう、お伝えした。
夏の終わりごろにおみえになった時
「ゆったり系のものをすると耳鳴りがダメな感じだったので、ちょっと思考を変えて山歩きを始めました。”ゆったり系を控えめにしてから耳鳴りが遠くへ行った”そんな感じです。私にはこっちの方が性に合っていたのでしょうね。」
ちなみに○さまの登山のペースは、速い・・・らしい。
良かれと思って取り組むものが、必ずしも自身にプラスに働かないということだろうか。
欲するものを自らに問いかけながら、そんな思いに忠実に生きていってもいいのかもね。。。真似してみようっと!