お手本
帰省の出来事をもう少し、書こうと思う。
小学生の、たった1年間だけ担任をしてもらった○先生。
山村部の学校だったってこともあるだろうが、学校の先生と家庭が妙に近かった時代だと思う。
女性の先生で、厳しかったがあたたかかった。
凛としていて、綺麗で、大好きだった。
人生で最初に「こんな女の人になりたい!」と思った最高のお手本だったかも・・・と、今思う。
「人を言葉で傷つけることは、絶対許されない!」厳しく指導していただいたことが思い出される。
年賀状のやり取りもさせていただいていて、年を経て変わってくる先生の文字をいろんな想いで拝見していた。
その先生の元を、時間の許す限り訪れるのが最近の楽しみだった。
2年前伺った際にも「帰ったら、寄ってよ!」握った手は痩せておられたが力強かった。
そして今回、玄関先に出てこられたのは先生のご家族の方。ドキ・・・。
続いて顔を見せてくださった先生。変わってらっしゃらない。私のことも覚えてくださっていた。よかった。
ご家族のお話だと、ずっとおひとりで暮らしておられた先生が、今年に入って転倒。
骨折をされてしまったので、今は関東にお住いのご家族のところで生活なさっているとのこと。
お盆なので帰っておられたそうだ。
ということは、お目にかかれたということは、超ラッキーなこと。
握った手は、やっぱり温かくて綺麗だった。
お目にかかれて、よかった。。。
凛とした先生は、今でもやっぱり私の目指す女性像です。