東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

看板

「ここはよく通っていますが、ここに鍼灸院があることは知りませんでした。」
ご家族がネットで検索して見つけてくださったとおっしゃる、〇さまが初めてのご来院。
その翌週、〇さまから教えてもらってと、☆さまがご来院。
☆さまが話してくださった、〇さまとの会話。
〇さま「あそこに鍼灸院があるから行ってみたら?私行ってきたわ。」
☆さま「ああ、そこならよく通っているから知っているけど、随分年配の人がやっているんじゃないの?」
〇さま「そうでもないのよ」
☆さま「だって、あの看板・・・随分古くからあるんじゃない?」
なるほど。看板って、まさに顔なのですね。
道行く方々がそれぞれにイメージを膨らませて、今日もウチの渋めの看板をみてくださっているのかしら。
土曜の朝、いつも以上にお散歩している方を多く拝見する。愛犬をひく方やゆっくり散策されるご夫婦や。あそこに渋めの看板の鍼灸院があったっけねえ・・・と、頭の片隅に記憶していただけたら、幸せに思う。

 
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かぜ症候群

気象庁が、この夏はの暑さは1898(明治31)年の統計開始以来最高だったと発表した。
いまさら驚く気力も無いかなと感じる記録的な夏。
そして、この暑さがまだ続く見込みだとか。カレンダーなんかは秋色になっているというのに・・ふう~~。
こんな異常気象だったことも影響しているか、この夏は風邪をひかれた方が多かったようで。
突然の発熱や、長引く咳に悩まされたという声を耳にした。

呼吸器疾患のかぜ症候群。軽視されがちだが、「風邪は万病の元」と言われることは周知の事実である。
かぜ症候群は多くのウイルスによって起こる急性呼吸器感染症とされる。
その原因は、ほとんど(80~90%)がウイルスによって起こり、炎症を起こす場所によって症状もさまざまである。
そのためにかぜ症候群といわれるが、一般に普通感冒と流行性感冒(インフルエンザ)の2つに大きく分類される。

風邪の、ごく初期症状に鍼灸刺激を加えると即効性がある。その後に、発熱があったとしても、楽にすむ場合が多いようだ
長引いた症状のときにも、鍼やお灸の刺激が症状を和らげて治癒経過を早めることが多いようである
・背中がゾクゾクするとき
・鼻水が多いとき
・頸や背中が凝ってツライとき
・咽頭痛があるとき
・頭痛があるとき
・咳があるとき   などなど、多様な症状があるかぜ症候群。
夏の風邪と、風邪の後のスッキリしない不快感に。お試しを。

 
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歯ぐきの痛み

月に一度のペースで来院されているKさま。
先日みえたとき(そういえば、先月の歯茎の痛み、どうなりましたか?)
ちょうどひと月前来院された時のこと。
Kさま「2,3日前から右の上の歯茎が痛い。ほら、腫れているでしょ?」
右歯の歯根の問題でしょうか。確かに腫れているようです。
上顎の大臼歯の歯根は、上顎洞下壁に近接している。
そのために、う歯などを介して歯根から上顎洞に炎症が波及し、歯性上顎洞炎を起こすことがある。
またその逆に、上顎洞炎がある場合に歯痛を惹起することもある。
(歯医者さんに、行ってくださいね)
そう申し上げたが、その日の治療はその辺を意識したものに。
あの後のご様子が、知りたかった。
「そうそう、あの翌日。歯磨きをしていたら歯茎からいきなり出血して。それっきり楽になりましたよ。腫れもひきました。」
カルテには、手と足の遠位のツボへの刺激を記している。
歯科領域については、もちろん治療が必要なものは原因の箇所の治療をしていただくことは大前提であるが
こんなふうに遠位の経穴への刺激が、即座に変化をもたらしたと思われる症例にあうと、鍼灸の底力を見せ付けられる思いがする。

 
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新大久保

少し前、夕方のニュースで新大久保のコリアタウンの特集が放映されていた。
”うわ~~おいしそ~~”なかなか、あのお肉の画像が離れなくて困った。
これまであまり降りたことが無かったこの駅だったが、最近ちょっと行く機会をいただいて。
初めて行ったとき、自他共に認める方向音痴なワタシはやっぱりウロウロ。おそらく隣国の方と思われる女性に助けていただいた苦い記憶が。アア・・・アタシって×××。
それにしても異国情緒たっぷりな街。
特に贔屓の韓流スターがいるわけではないけど、新大久保界隈は活気があって美味しそうな看板が並んでいて、毎回ワクワクドキドキする。
ご来院くださる中には、詳しい方がいらっしゃって。そんな魅惑いっぱいな話が次々に出ちゃうものだから、もう頭の中”やきにく~~っ!!”
もうだめ・・・。この欲求は近くの焼肉やさんに行くしかないかも。。。と思いながら仕事を終えて。しかし、そうはいっても諸事情が。
その夜はやむなく、プレートを引っ張り出して自宅焼肉豚ばら肉だったけど、分相応
お肉!の欲求はクリアできたし。これはこれで美味しかったし。
新大久保の本場のお味を、いつかいただけます様に。

 
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