東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

お通じ

快適な生活を送る上で、よく食べてよく排泄するということは大事。お通じについて。

食べたものは、普通、下行結腸からS状結腸に溜まっていて直腸には存在していない
大腸の総蠕動が起こったり、便の量が多くなったり自らの重みで直腸に移送されていく。
そして直腸の壁がその内容物によって拡張され、内圧が高まることによって分布している骨盤神経が刺激される。
その興奮が脊髄を経て大脳に送られることで、やっと便意が生じる
便意が起こると反射的に直腸、内肛門括約筋蠕動が緩む
いつもはしっかり締まっているところが緩んで、準備完了
そして一方で、随意的に腹圧を高めて声門を閉じ、息をつめるなどの現象も加えることで、便が肛門を経て体外に排出されることになる。
これを排便反射といって、脊髄にある下位中枢と、延髄、視床下部にある上位中枢によって統括されている。

大脳皮質からの調節も受けているので、一時的に便意を打ち消すことが出来てしまったりするんですね。
いきたい時にがまんしてしまう、それができてしまう・・・そしてそれが習慣的になると、あまりよくないことになってしまう・・・。   

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