看板
「ここはよく通っていますが、ここに鍼灸院があることは知りませんでした。」
ご家族がネットで検索して見つけてくださったとおっしゃる、〇さまが初めてのご来院。
その翌週、〇さまから教えてもらってと、☆さまがご来院。
☆さまが話してくださった、〇さまとの会話。
〇さま「あそこに鍼灸院があるから行ってみたら?私行ってきたわ。」
☆さま「ああ、そこならよく通っているから知っているけど、随分年配の人がやっているんじゃないの?」
〇さま「そうでもないのよ」
☆さま「だって、あの看板・・・随分古くからあるんじゃない?」
なるほど。看板って、まさに顔なのですね。
道行く方々がそれぞれにイメージを膨らませて、今日もウチの渋めの看板をみてくださっているのかしら。
土曜の朝、いつも以上にお散歩している方を多く拝見する。愛犬をひく方やゆっくり散策されるご夫婦や。あそこに渋めの看板の鍼灸院があったっけねえ・・・と、頭の片隅に記憶していただけたら、幸せに思う。