傘
備忘録
雨が、凄い。
自慢の木製看板は退避させてます・・・。
腰痛を訴える方が続きました。
通常の鍼灸施術の後で、
置き鍼を使うことがありますが。
置きバリにも種類がございまして。
形状の違うモノを、症状に応じて
更に留める箇所も変化をもって使用してみましたら
効果が明らかに違うという結果を得ました。
自分の備忘録として記しておきます。
好きを
夏のお休みを取っておられた〇さま、ご来院。
如何なお休みでした?ごゆっくりできました?
「いや~~。。。かえって疲れた気がする。例年通り大掃除に取り掛かろうとしたんだけど、何せこの暑さ。ちょっとやっては滝汗。普段の仕事している何倍も疲れた気がする。かといって何もしないでゴロゴロっていうのもすぐに飽きるし。やっぱり俺、仕事が好きなんだね~。センセもあまり休みとらなかったんでしょ?」
同じ自営業の〇さま。
「なんか損な性分なのかね・・・ボクら。。」
”好きを仕事にしちゃいけない”と仰る方もおられますけど。
どうやら我々は、
好きなことを仕事にできて幸せだなあって思う部類に入るようですね。
子ども時代その2
同じ夢をよく見る。
山村で毎日元気に遊びまわっている、チビだった頃。
兄のあとをついていくことが多かった。
兄の友達だから男の子ばかり。なので刺激的な遊びが多かったなあ・・・。
—-とても記せないほど——。
家から自転車でちょっと走った処に広い牧草地があって。
チビだったので、背丈よりはるかに高くそびえた牧草が風に揺れていた。
立っていても草の中にすっぽり入って、頭上で草が揺れる情景と、
心地よい風の音が今でもはっきり浮かぶ。
あの場所に居る夢をよく見る。
しかしあれ自体が夢だったのか・・・?記憶を手繰り寄せながら思いを巡られていた。
たまたま、その当時兄と一緒に遊んでいた方と話す機会があり
(あっちの牧草地って行ってました?私もくっついて行ってたように思うんですけど、記憶がアヤシクテ。)思い切って訊ねてみた。
「うん、行ってたよ。」
(ただの牧草地で、何も無かったんじゃないですか?何に惹かれて?)
「奥の方にアケビがあったし。何も無くても何でも遊びにしてたから。」
(なるほど~~。ワタシ、あの場所の夢をよく見るんです。最近でもかなりの頻度で・・・。)
「それはきっと、あの場所に呼ばれてるんだよ。機会があったら、行ってみるといいよ。」
先日も帰省したばかりだけど、そうだなあ・・・あの風を感じて、牧草に中に立ってみたいなあ・・・。
おそらくは、草より頭が出てるかもしれないけど。
子ども時代
安定しない空。
小学生だった頃。
夏休みが長く感じた。
毎朝、ラジオ体操に近所の神社へ。
カードを首にかけ、当たり前にいるカブトムシを見ながら足取り重く向かう。(昔から寝起き悪し。)
周りは山ばかりだったが、近所の川に。
水着姿に浮き輪を巻き、さっそうと駆けて行く。
川と言ってもほぼ水遊び。泳ぐような状態ではない浅瀬。
昼になって、唇を紫にさせて家へ帰ると親に
”そんなに長く入ってたら河童に引っ張られるぞ”なんて脅かされ。
「なってもね~」って威勢よく再び出たくせに
コケでつるんと足を滑らせて、「カッパに触られだ~~!」って、大急ぎで家に逃げ帰ったこともあったっけ。
思い出して吹き出してしまうほど、じゃりン子チエみたいな子だったと思う。
関西弁じゃなくて、東北弁だったけど。
味噌開封
梅
再来院
くもり。
懐かしい方の再来院。
70代女性、〇さま。
”ちょうど1年ぶりですね。どうされていましたか?”
初診時にあった症状。わずかに改善したものの、予後が思わしくないまま月日が経っていたので。その後が気になっていた、おひとり。
「いろんな検査もしましたが、結局わからないということで。あの時よりも悪化はしていませんが、良くもなっていません。最近特に肩が凝ってツラくって、此処を思い出しました~。」
そうだったんですね・・・・。
「ブログ読んでます。山とか行ってて、元気ですね!」
あれ?なんか、照れる(〃▽〃)ポッ
日々絞り出す思いで書いている拙い文章を読んでくださる方がいる・・・
ありがたいことで、励みになります。
続けるって、大事ですね。
しつこい
昨夕の雨は凄かった。
夕刻枠のお約束の方達。
やや小ぶりになった合間の移動で、やれやれでした。
本日も不安定な空模様らしい。
先月、風邪が流行っていました。
なかなか抜けきらず、咳や痰が残っている方が多く見受けられました。
〇さま40代女性も、そのおひとり。
「ふとした時に咳が出て痰がでる。これがなかなかしつこく続いていました。此処で胸のところをしてもらった後、多目の痰が出てス~ッとするんです。」
排痰の助けになりますね。
猛烈に
どう表現していいか分からないほど、猛烈に嬉しいことがあった。
ご縁が出来てから20年を越える〇さま。御年83歳。
奥様が先にご来院、その後で〇さまもいらしてくださっていた。
とにかく穏やかでお優しくてユーモアがあって。
私事でオオゴトが起こった時には、一緒に涙してくださった。
そんな〇さまの人間力に、私は心からお慕い申し上げていました。
ご転居されてからも時々足を運んでくださっていましたが。
今春。
大きな手術をすることになった旨の電話をいただいて。
とにかくご無事を願っていたが、その後〇さまからの連絡が途絶え。
ずっと心にトゲが刺さった状態だった。
それが今朝、なんと〇さまからの着信っ!
もう本当に、嬉しくてうれしくてウレシクテ。
”私、このところ神社巡りばかりしていたんです!もう一度、〇さんに会いたいなあって。”
「ふふふ、生き延びちゃったよ。」
神様~~~~!ありがとう~~!
まだリハビリは必要らしいですが、お声はいつものままで。
この嬉しさだけで、しばらく私は生きていけそうです。