おかげさま
「役者冥利につきる」とか、「冥利に余る」などと、昔の人はよくいいました。身に余る恩恵を受けて感謝することですね。
冥というのは暗いという意味です。暗いから眼に見えない。暗いからわからない。
自分のわからないところ、自分の気がつかないところで、いつのまにか加えられている仏さまの加護、ご利益、それが冥利であり、冥加です。
そのことを「おかげさま」というんです。おかげのかげは暗い蔭(かげ)のことです。自分で見えないから蔭なんです。よく見える表のことではありません。
私たちがいまここに生きている、いや、生かされているためには、自分の気のつかないところで、どれくらい冥利、冥加を受けているかわかりません。なにもかもおかげさまです。
「お表さま」じゃないんです。
~~~相田みつをさんの「おかげさん」より~~~
「おかげさまで」と、心から思えることが多くなった。
たくさんの人に支えられているこの生に、あらためて感謝したいと思う。
本日から3月。
今月は不定期のお休みがございますので、カレンダーとお知らせでご確認くださいませ。
Comment おいら より: 2011年3月1日 11:28 AM tsurushin より: 2011年3月1日 2:05 PM
こういう理詰めのお話が大好きなんですよ
ツルシン先生が書いたの!?と思って読みすすめたら木目田さんのそれでしたか、、、
おいらさま>
お寒いですね~~
やはりお彼岸がこないと暖かくならないようですね
はい
相田さんの、コレです