
背中は
冷たい雨でした。
40代男性。
初めてご来院になったのは9年前。
2年ほどの間に5回ほど鍼灸を受けてくださいました。
その後転居されたそうで、2年ほど前に1度来院されてました。
その〇さまからご予約の電話をいただき、カルテを出してお待ちしていました。
カルテを手にしてしばらく見つめても、
お顔が・・・浮かばず。
——–どんな方だっけ・・・・—–
けど、きっとお背中を拝見すれば思い出すはず。
そして、やはり、しっかり思い出しました。
背中は、語る!
背中には表情がある!

雨で
冷たい雨。
気温がぐっと下がり、さて今季節はどっちに向かっているんだっけ?と混乱しそうに。
風邪を召されている方も多いもよう。
しかし雨音の中の就寝は心地よい。
基本移動のない仕事。
なので、雨音を聴きながら寝られる幸せを感じてさえいる。
ワンの散歩だけが、試練。
毎朝沢山のワンと会うが、今朝のような天気だと会うのは同じ犬種ばかり。
柴は雨にも負けません。
レインコートを着せたこともありますが固まり、一歩も動かず。
頑固さ、天下一品。
ザ・和犬。
おいでって言っても来ず、この時期は綿花状に抜ける毛を面白がってむしっていると歯を出して威嚇する。
人に媚びない。クールだけどぬけている、愛らしさも天下一品。
そう、話がそれましたが、
今日のような雨で困るのはワンの散歩・・・・。

どっちが
湿度も低く過ごしやすい気候です。
今はどなたも住まわれていない、ご実家の様子を見に帰省されたという
〇さまのお話を伺う。
2人で行かれて1階と2階に分かれて就寝。
1階で横になったが、2階がドタドタうるさくて寝られず。
「うるさいわよ。夜中に何やってるの!」電話したそうで。
「え?下で随分ドタバタやってるなって思ってた。オレはもうベッドで横になってるし。」
そこまで聞いて、私は背筋が寒くなるお話かと固まりましたが。
どうやら何かしらの生き物が入り込んでいるらしいと、〇さまの見立て。
「生きてるものの方がいいわよ~~。お化けの方が怖いっ!」
イタチやタヌキの方が、見えないものよりもいいのかどうか分かりませんが・・・。
いずれにしましても日本全国津々浦々、こういうお家が増えているんだろうなあと。
この辺りでもハクビシンには頻繁に会いますし・・・・。
——-どっちが怖いかなあ——-

のぼって
爽やかな天気でした。
梅雨の前の、貴重で快適な気候かと。
久しぶりにご来院の方が続きました。
お二方とも40代男性。
働き盛り!
どちらも2月以来で丸3ヶ月ぶり。
(お忙しかったですか?)に
「そうですね。通常の仕事に加え、ちょっと新しいことに手をつけてまして。」
止まっていません、高みにのぼっておられます。
お二方が、眩しかったです。


ありがとう
最近読んだ本にありました。
「”ありがたい”とは、じつは”在り難い”という意味。そのようなことが存在することが難しい、難しいけれども存在した、そういう意味。在り難いことが在ったということは、つまり、奇跡ということ。奇跡とは何か変わった特別の出来事を言うのではなく、いつも当たり前に思っていたことがじつはすごいことだったと気づく。この奇跡に対する驚きの感情が、感謝という感情の基礎。」
出会いに感謝・・・の場面は多々ございます。
在り難い出会い、そう、これは奇跡なのですね。
人に。
そしてワンにも。
感謝を込めて心からのありがとうを。

四半世紀
近くの小学校の運動会。
雨が降らずによかったです。
この地に引っ越してきた日、
やはり小学校の運動会だったことを思い出しました。
四半世紀を超えていました・・・。
仕事も家庭も、思うようにいかないことも多かったけれど。
あれもこれも必要な事ばかりだったのだと、今は思える。
人生に無駄な事、無意味な事などないのだと、改めて感じる。
そしてこの後、
下手したらあと四半世紀くらい生きちゃうかもだけど——。
終わりが近い時に
”いい人生だったな”
と思えるように・・・歩もうっと。

こんな時は
前日よりも気温下がりました。
過ごしやすい・・・温度かと。
寝具が難しいですね。
風邪を召された方、多いようです。
「咳がやっと落ち着いたんだけど、痰が残っていて不快・・・モヤっとした感じが抜けないから、こんな時は鍼行こう!って。」
そう仰っていらした〇さま。
(同じような方がこのところ多いのです)と申しましたら
「ワタシだけじゃないのね~~!よかった。」
抜けきらなくて不快なのはツラいですよね。
このまま復調できますように———。

みどりの

くりの
