
映画
入学式のようでした。
桜がまだまだ咲き誇っていて、晴れやかな門出には桜が似合います。
最近読んだ本に、「”楢山節考”に見る日本人独特の・・・」のくだりがあって。
その映画ってあったよね・・・と探してみて、
早速、動画配信サービスで鑑賞する。
映画館に行かずとも観たいものが何でも観られる。
—-ほんとにいい時代—-
なのでもう随分映画館には足を運んでない。
緒形拳さんって、昔ビデオで見た役柄があまりに鬼気迫っていて。そのイメージが強すぎてコワかったのだが、ここでは親孝行な息子の役。
俳優さんって作品によって全く別の姿をみせてくれる。
いろんな役をやっていて、本来の自分を見失うことはないんだろうか・・・って、よく思う。こんなふうに感じるワタシは変なのかしら。
昔の作品を掘り起こしてまわるのも、いいなあ。
こんな作品、この歳になったから観られる気もするし。

この世で一番
毎年此処に行かれるという、〇さまから
この度もお土産を頂戴する。
此処でしか手に入らないそうです。
この酒ケーキ、
私はこの世のケーキの中で一番美味しいと思っていて。
幸せをかみしめながら、頂きました。
超貴重なものを、
この度もご馳走様でした。(*- -)(*_ _)ペコリ

にがて
やっと晴れました。
お日様が、とにかく愛おしい・・・。
寒い日が続いたからでしょうか、
いつもとは違う腰痛を訴えて来院された〇さま、60代男性。
〇さまは鍼が苦手でいらっしゃるので、普段も豪鍼での施術は避けています。
しかし今回は鍼を入れさせていただきたく。
(この部に1本だけ、入れさせてください。)と、嘆願。
しぶしぶですが受け入れてくださったので、GO!
そして最後に
(皮膚表面に置く刺激の少ない鍼をさせてください・・・)
これはあっけなくご了承いただいて、終了。
翌日、遠路の移動があると仰っていましたが、無事だったことを願って。

なんだか
今日も雨。
そして寒いです。
70代男性の〇さま。
「片側の頸から肩甲骨にかけて。それから腰が痛い。寝てて痛くはないが、姿勢を変える時に痛い。結構イタイ!」
病歴をお聞きすると、10数年前から様々な内科的疾病があり、外科手術もなさっていて、定期的に受診されている。
この度の痛みも整形外科で治療中とのこと。
時期はちょうど暮れの押し迫ったあたり。
数回鍼灸をさせて頂いた。
年が変わってからおみえにならず、気になっていたら4月になって再来院。
(あの後どうされたかと気になっていました。)
「うん、お正月休んでたら良くなったよ。ちょっと歩き過ぎたらまた痛くなったから。」
その後は月に2度程、定期的な鍼灸を受けてくださり、あの春からまた1年経ちました。
「続けてると、なんだかいいみたいだよ。」
先日帰り際にボソッと仰ってました。
強い痛みが去ったあと、続けていると”なんだかいいみたい”って。
いらした頃より元気になっているご様子を、嬉しく思います。

可能なら
本日も雨。
ほぼ同年代の〇さま、女性との会話。
(あっという間にこの年齢になりましたね。)
「ずっと同じ会社に勤めていますが、若い頃は理不尽な扱いも結構受けて、悔しい思いもいっぱいしてきましたねぇ。」
(世の中がバブルで浮かれていた時期でしたが、時間もお金も全くない生活をしていましたから、あの時代は明るくなかったです。)
「ほんとほんと。」
(人生やり直したいとか思います?)
「う~~んどうかなあ・・・」
(私はもう一回生き直すことはことは望みませんが、可能ならあの頃の自分に語り掛けたいです。小心者で、人にどう映っているんだろうかって。自信が持てなかったんでしょうね、地に足がついてなかったと思うんです。だからあの頃の自分に”大丈夫だよ”って言ってあげたい。)
「そうそう。あなたは間違ってないよって。それに他人さまはそれほど人のこと見ちゃいないよ!って。」
一緒にアハハって笑いました。
いま、この年齢になって感じることって多いです。

寒い新年度
