
眠りに
3.11から、14年。
あの時の喪失感と先の見えない不安感は、忘れていないし、忘れてはいけない。
そのうえにある今の日常を、かみしめたいしありがたく思う。
〇さま、60代男性ご来院。
「肩も腰も腕も張っている。今は強烈な痛みはないが、ほぐしたい。」
仰るように身体全体が硬くていらっしゃる。
鍼灸の後、手技でほぐす。
終えられて
「途中、落ちました・・・・イビキかいてなかったですか・・?」
この世界に入った頃、あんまマッサージを指導してくれたセンパイに
「寝かせられたら一人前だからな」っていわれましたっけ。
イビキらしきものは残念ながら聞こえませんでしたが、
眠りに落ちてくださったのでしたら喜ばさせていただきます。
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