東京都世田谷区の鍼灸とマッサージ 弦巻鍼灸院 ブログ

日本の暮らし

「昔から乳製品を摂る習慣のある欧米に比べて、そうでない日本の高齢者が大腿骨頚部骨折をする頻度は1/2~1/3程度にとどまる」   
こんな新聞の記事をみつけた。
なぜか・・・。「その鍵は和風の暮らしぶりにある」国立長寿医療センター研究所の鈴木所長が言っておられる。伝統的な日本の暮らしをしていた人は、洋風の生活を送る人よりも骨折が少なかったのだそうである。
・布団の上げ下げや雑巾がけなどで筋力を維持
・和食の効用
これらがいいみたいですね。
和食の食材、干しエビやヒジキ、小松菜などに含まれるカルシウムの量は牛乳やヨーグルトにひけをとらない。頼もしい!カルシウムの吸収を助けるビタミンDが多いのは鮭や秋刀魚、そして私もよくつかう干し椎茸骨の形成を促すビタミンK納豆、ほうれん草あたりに豊富だし。ステキ!大豆に含まれるご存知イソフラボンには、女性ホルモンと似た働きがあるので、更年期の前後のかたはおおいに摂りたいですね。
鈴木氏は「骨によい成分を多く含む食品でも、偏った食べ方は駄目。肉なども敬遠せず幅広く食べるように」と結んでおられる。
おトイレも和式は少なくなってしまったし、横着がらずにせめて雑巾がけをしっかりやるとしますか。
(そうそう、スクワットが周りで流行ってますが。ワタシは歯磨きをしながらやってます。)
そして、食事ですね。世界に誇れる和食を、次世代に伝えていけるように。乾物コーナー、マメに立ち寄ろうと思う。

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